エンリケの事業の失敗の実態は?丁寧な対応で逆にファンの心をつかむ

1 エンリケのサクセスストーリーについて解説

1)エンリケのサクセスストーリー 前半戦

 エンリケって知っていますか?

 最近よくテレビなどでも登場する超セレブです。

 ドルチェ&ガッバーナのパーティーに招待されたり、シャネルやフェンディといった高級メゾンのコレクションのランウェイサイドに座っていたり、世界を股にかけるセレブっぷりは、私たち庶民からしたら非現実的!

 しかも、レッドカーペットで外国の記者から取材を受ける日本人って!!!

 あるときはハイブランドのジュエリーを身につけ、あるときはうん百万?のオートクチュールで登場したり、有名セレブと一緒だったり。

 またあるときは一泊500万もするヴィラに宿泊していたり、超すごい倍率の豪華列車の旅にいっていたり、いったいこの人どうなっているの???と思ってしまう生活を送っている人です。

 「お金、湧いて来てるの???」状態です。

 よく「天井知らずの金持ちがいる」と言われますが、このジャンルの人なのですねw

 この手の人は以前であればIT関連の人たち、最近ではビットコインなど仮想通貨関連の人たちなのですが、エンリケはこのジャンルの超セレブではないのです。

 もちろん、そのような天井知らずのリッチな層の「彼女」的な立場でもなく、自力!というからそこがすごいですよね。

 そんなエンリケはいったいどのようにして出来上がったのか?気になりませんか?

 もともと資産家の令嬢、とかではない彼女のサクセスストーリー前半戦です。

 エンリケの蕾は高校生の頃にお手伝いで入った名古屋のキャバクラでした。

 そのままキャバクラの世界に13年間務めたのですが、そこでエンリケの礎ができたのでしょうね。

 最初は売れなくて悩んだ時期もあったと書いてありました。

 ただ、そんな状況に甘んじるエンリケではなかったのです。

 実は、彼女は根っからの明るいキャラと粘り強さを持っていたのです。

 常連客からのアドバイスもあり、ありのままの自分を出してお店に出るようにしたところ、そのユニークさが話題となりました。

 ブレイクのきっかけは、高級シャンパンをラッパ飲みする「直瓶」です。

 その姿をSNSで公開し、シャンパンを直瓶するキャバ嬢を一目見ようと来店者が続出しました。

 体に悪いと、シャンパンの価格をあげてもその人気は衰えず、盛り上がる一方だったのです。

 そして、もう一つが「エンリケくうか〜ん」というフレーズ。

 楽しそうなその「空間」をSNSでアップし、毎晩お茶の間を巻き込んで大盛り上がりでした。

 こうしてエンリケは全国的に人気となりました。

 こうしてエンリケ人気が上がる中での誕生日イベントでは、売り上げが億越えで、「億越えキャバ嬢」としてネットニュースに流れ、引退セレモニーでは、な、なんと!5億円を超える売り上げを叩き出すという、名実ともに日本一のキャバ嬢として名を広めたのです。

 

 2)エンリケのサクセスストーリー後半戦

 キャバ嬢を引退してからのエンリケは、パートナーの豚さん(ビアさん?)とともに東京に拠点を移します。

 ここからがエンリケの快進撃の始まりです。

 実業家として華麗なる転身を遂げたのですから。

 次々に立ちあげる事業にみんなの注目は注がれました。

 エンリケが展開したプロジェクトは多岐にわたっていて、飲食業界では鮨エンリケシャンパンサロンエンリケバスクチーズケーキエンリケ、美容業界ではセルフエステエンリケ 、フェイシャルサロンエンリケ脱毛サロンエンリケ、ビューティーサロンエンリケ、他にも、ブランド品買取のエンリケ買取空間などです。

 一度にこんなに沢山の事業を展開するのって並大抵なことじゃないのは分かりますよね。

 そこがエンリケの凄さで、とにかく自分のブランド力をしっかりと理解し、自分が前面に立って事業展開をするという徹底ぶりです。

 今尚有名インフルエンサーとして人気を誇るエンリケなので、今後の展開も楽しみですよね。

 

 

 2 事業を展開するバイタリティーがすごい

キャバ嬢を引退してから、短期間でこれだけの事業を展開するバイタリティーには脱帽ですが、それらのすべてが軌道に乗っているというのもスゴイですね。

 しかし必ずしも順調に進んだというわけではないのではと思います。

 事業というのは、そんなものですよね。

 大変なことも大変に見せない、これが美学ですよね。

 裏では色々な問題やトラブルに直面しながらも、一つ一つ乗り越えてきたから、今のエンリケブランドが成り立っているのです。

 例えば鮨エンリケの場合なのですが、オープンと同時に予約の取れない人気店となりました。

 SNSには名だたるインフルエンサーたちがこぞって写真をアップし、「最高の空間で最高の食事」

 「お寿司もお酒も最高」といったコメントが相次ぎました。

 一度は行ってみたいと思った方も少なくないのでは?でも金額怖い〜w

 そんな中、あるコメントが炎上したのです。

 「ご馳走されてももう行かない」

 かなりのインパクトのあるフレーズに激震!

 「ネタはブヨブヨ、シャリは熱くて気持ち悪い。

 お茶はワイングラスで出てくるし、、、、」

 というなかなか辛辣なものだったのです。

 そこでエンリケがとった行動は、まず反省でした。

 私は賞賛のコメントに浸っていただけだったの?

 本当に私のお店はこんなにひどいお寿司を出しているの?

 夜も眠れないほど悩んだそうです。

 しかし、そこでストップするエンリケではなく、反省とともにすぐ謝罪、対応をとりました。

 また、ワイングラスでお茶のサービスというのもお客様の勘違いであったということが判明しました。

 エンリケのこの謝罪力の高さは、実業家として重要な要素と言えますね。

 

 

 3 実際には事業は成功している

 鮨エンリケに対する、このような辛辣なコメントだけでなく、他の事業にもマイナスのコメントがいくつか挙げられています。

 その一つ一つを抜粋すると、「エンリケの事業は危ないのではないのか?」「エンリケの事業は失敗だったんじゃないの?」と思う人もいるでしょう。

 しかし、1つのコメントではなく全体としてみてみると、かならずしも「失敗」ではないように思えます。

 事業において、全てが賞賛コメントであるということはほぼありません。

 大きく考えると50%の賞賛と50%の批判だと思います。

 大切なのは、そのことをほったらかしにしないという企業姿勢ですよね。

 エンリケはこの部分に長けているのです。

 鮨エンリケでは、飲食店として大きなダメージをうけたと思いますが、エンリケの行動力の早さで、炎上を素早く収めることができました。

 バスクチーズケーキエンリケでも、注文が殺到し、ケーキを入れる箱がなくなってしまったというトラブルが発生し、およそ500人の客様に別の箱で提供するという事態が発生しましたが、エンリケの直筆の謝罪文を同封したオリジナルボックス入りのバスクチーズケーキを再度発送して謝罪するという神対応を行いました。

 謝罪の方法を間違えると不愉快さを増してしまうときがありますが、エンリケは誠心誠意、心から対応している姿を見ることができ、ファンが離れないのです。

 人間力の高さと言うのでしょうか。

 人の心を掴む力=エンリケの才能にあり、このことが、様々な事業においても成功する秘訣なのではないでしょうか。

 

まとめ

 エンリケの事業は、失敗とは言えないと思います。

 むしろ、成功しているのではないかと思えますよね。

 発想力もすごいし、実業家としての才能がエンリケにはあるようです。

 今後も山あり谷あり、活躍が楽しみです♪